
バイクに乗っていると色んな操作をします。
教習所での課題でもあるブレーキですが、しっかりと考えてみました。
この操作を極めることがバイクライフの中で1番重要です。
Contents
ブレーキの種類
- フロントブレーキ
- リヤブレーキ
- エンジンブレーキ
- その他のブレーキ
- 番外編
フロントブレーキの特徴
バイクのブレーキの中でも最大の効力を出せるブレーキです。
ブレーキの機構として1番強いものが配置されています。
制動力が高いのでしっかりした減速をする時には有効なのですが、前ブレーキのみで減速させると車体の前方のサスペンションが伸び縮みの量が大きくなりがちですので、車体前後の高さのバランスが変化しやすいです。
リヤブレーキの特徴
フロントブレーキよりも制動力は小さいです。
その代わり車体の前後の姿勢変化のコントロールがしやすいブレーキです。
低い速度で車体をコントロールする時に使うと車体の安定感が増しますので、Uターンやゆっくり進みたい時に使用すると使いやすいです。
リヤブレーキ単体で減速することも可能ですが、フロントブレーキの補助として使用されるのが望ましいです。
エンジンブレーキの特徴
エンジンブレーキはレバーやペダルを操作するものではありません。
走行中にアクセルを戻した時にかかる抵抗のことを「エンジンブレーキ」と呼んでいます。
ブレーキとしての効き具合は『車速』『エンジン回転数」』『使用中のギヤ』によって効力が違うので度合いのコントロールは難しいです。
ちなみに走行中にギアをニュートラルにしたりクラッチレバーを握るとエンジンブレーキは効かなくなります。
その他のブレーキ
補助的なブレーキとしてABS(アンチロックブレーキシステム)や前後連動ブレーキ、パーキングブレーキがあります。
ABSはフロントやリヤのブレーキをかけすぎた時にブレーキを一瞬緩めることによって車体の安定感を取り戻す助けをしてくれるシステムです。
前後連動ブレーキはリヤブレーキだけでフロントブレーキもサポートしてブレーキを効かせてくれるタイプがあります。
さらに上位グレードではフロントブレーキ側にも同様の作動をするデュアルタイプもあります。
オートマチックの車両などで坂道に停車させたい時に使用します。(マニュアル車はギヤを1速に入れたまま保持したりするのでついてません)
番外編
物理的なブレーキではないのですが、心のブレーキがあります。
スピードを出しすぎない。
飛び出しなどの道路状況を予測する。
焦らなくていいスケジュールを組む。 などなどです。
まとめ
いろんなブレーキを使いながらオートバイを運転して行きましょう。
ブレーキは車体を止める・減速するというのが基本の仕事ですが、
使い方によっては二輪車特有の不安定さをコントロールしての楽しみ(Uターンなどが簡単に出来たらカッコ良く見えますよね)に変えていける機構ですので、奥が深いですよ。
ブレーキでのコントロールが
楽しくなってくると
バイクの楽しさが
さらに増えますよ!
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