
教習所でバイクの免許をとったのは役25年前です。
今では免許制度も変わってオートマ免許できたのであなたも
バイク免許を取得したんですね。
僕も今は一人で走れるようになりました。
みなさんにも僕の学んできた事をお伝えします。
速く走るためではないですよ。
Contents
バイクの「見えかた」「見られかた」
自分からの見え方
バイクで路上に出てみて感じるのが車線の広さです。
センターラインのある道路の片側1車線の幅は国土交通省の「道路構造令の各規定の解説」によると道路の区分によって2.75mから3.75mあります。
道幅の広い道では当然、大きなトラックなどの交通が多い道だともわかります。
それに対してオートバイの幅は、普通二輪免許の教習車のイメージが強いCB400SFで745mm。バイク自体のデザインや排気量にもよりますが、大体のバイクの幅は0、7mから約1mです。
教習所では「キープ レフト」で教わると思うんですが、
車線内の右端からと左端から景色の違いを感じた方が良いですよ。
安全面から考えても「キープ レフト」だけを心がける必要はないと思います。
公道でのバイクの見られ方
車と比べてバイクの幅自体は狭いです。(当たり前ですね。)
ただ、実際の車幅よりも見た目は小さく見えます。
『車からは見えていない』と割り切った方が良いかもしれません。
バイクで走る時に気をつけたいのが、
「車の運転手さんから見える位置に入る」のと「目立つ服装、色を身に着ける」です。
両方とも出来ればベストですが、バイクを楽しむにあたって派手な服装は嫌だと思う方もいらっしゃるはずですので、
『車からは見えていない』は心がけて下さい。
バイクで「走る位置」とは。
基本はやっぱり『キープ レフト』
「キープ レフト」を教習所で教わった時、私は道路の車線内の左端を走らないといけないと思ってました。(本来の意味としては自動車やバイクなどの車両は左側通行、歩行者は右側通行だったと思います。)
走ってみるとわかるんですが、この位置って同じ向きに走る車や対向車線からの車やバイクからすごく小さく見えるんです。
私自身で体感して1番良さそうな車線の中での位置は『自分が走行している車線の真ん中より少し左です。
この位置が良さそうな理由
- 左端(路肩も含めて)は砂や釘・小さな破片などのが落ちていることが多いので、スリップやパンクの可能性が高くなります。
- 右端の場合、対向車線の車に近くなるので接触の可能性が高くなります。
また複数車線でも隣の車線の車と並走になってしまうと接触の可能性が高くなります。 - 真ん中より少し左を走ることによって本来の『キープ レフト』を保つことが出来るからです。
友達とツーリングする場合
マス(数台のバイクで一緒に)ツーリングをする場合には千鳥走行が有効です。
千鳥走行(チドリソウコウ)
千鳥足のように左右交互に並ぶ隊列の作り方です。
真っ直ぐに1列で並ぶよりも全体の距離が詰まる事がこの走り方の良いところです。
ただしキープレフトをし難くなるので少し公道走行の経験が必要です。
一緒に走ってくれるメンバーの経験値やサポートを上手にしてくれる方を交えた構成でツーリングをすると快適かつ安全に走ることが出来ますよ。
センターラインの無い細い道の場合
マスツーリングでもソロ(ひとりでの)ツーリングでも同じですが転倒せずに走れそうな場所を選ぶことが重要です。
対向車が来ることも予想しながら走らないといけませんが、カーブミラー(山道や交差点などで曲がりの角度がきつい場所についている道路に設置してあるミラーです。)をよく確認しながら進んで下さい。
こういう構成の道の場合には『キープ レフト』は守らないという選択肢に入れて下さい。
センターラインは有るがカーブの角度がきつい道
この状況はバイクと車の違う所が1番出ます。
バイクの方が車線内で左右の走る位置を変えることが出来る幅が多い。
逆に左右の位置を変えないと曲がりにくい状況でもあります。
バイクの特性として、ゆっくりとカーブを曲がろうとするとカーブの半径が小さければ小さいほど「技量と気持ちの思い切り」が必要になってきます。
正直、私は苦手です。
日本の道は市街地から離れていくと海か山に向かって行きます。
高速道路を使わなければ、山道に出会う方が圧倒的に多いと思います。そして山間の方が癒される気がします。(私の主観がだいぶ入っていてすみません。)
山道を越えてツーリングってよく有ると思います。
安全に楽しく走るためには必要な知識として知っていただきたいのですが、車線の幅を広く使うことで同じ道でも曲がる角度をゆるく出来たり、小さなカーブを曲がる場所をずらすことが出来るんです。
感覚でできるようになるとバイクの楽しさが何倍にもなりますよ。
まとめ
教習所で習ったことが全てではないですよ。
経験で得たもの積み重ねてバイクを楽しんで行きたいですね。
もっとバイクを好きになってもらえるように頑張っていきますね。
バイクに興味を
持ってもらっている方に
読んでもらいたくて
書きました。
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